auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャルグループのネット証券会社です。今回の記事では、auカブコム証券のメリット・デメリットについてご紹介いたします。
auカブコム証券は、2022年1月24日より米国株式サービスの提供開始を発表しました!
auカブコム証券のメリット5選
- 2種類の手数料コースから選択できる
- 独自の手数料割引がある
- 投資信託でPontaポイントがたまる・使える
- プチ株なら1株から購入可能でPontaポイントも使える
- 高性能な取引ツールが豊富にある
メリット1. 2種類の手数料コースから選択できる
auカブコム証券は、「ワンショット手数料」と「1日定額手数料」の2種類の手数料コースがあります。
「ワンショット手数料」は、注文ごとの約定金額に応じて取引手数料が決まります(下図)。
「1日定額手数料」は、1日の約定代金が100万円までは手数料が無料になります。
100万円を超えると約定金額に応じて手数料が決まります(下図)。
なお、25歳以下の方は国内株式(現物取引)の取引手数料0円です。
メリット2. 独自の手数料割引がある
auカブコム証券は独自の手数料割引が充実しています。
手数料割引 | 内容 |
---|---|
シニア割 | 現物株式・信用取引手数料が、50歳以上60歳未満の方は2%、60歳以上の方は4%の割引 |
NISA割 | auカブコム証券にNISA口座をお持ちの場合、1日定額手数料が最大5%割引 |
auで株式割 | auユーザーを対象に、マイページにてau IDを登録すれば、1日定額手数料が1%割引 |
株主推進割 | ワンショット手数料コースの場合、下記* の現物株式手数料が10%割引 |
KDDI保有割 | auカブコム証券で100株以上KDDIの株式を保有している場合、 その株の保有数と保有期間に応じて手数料が最大15%割引 |
KDDI(9433)
中京銀行(8530)
ジャックス(8584)
池田泉州HD (8714)
KDDI株式は、20期連続増配予定の高配当銘柄で、株主優待としてau PAY マーケットのカタログギフトもあるのでおすすめです。
メリット3. 投資信託でPontaポイントがたまる・使える
auカブコム証券では、Pontaポイントを1ポイント=1円相当として投資信託の購入に使用できます。
また投資信託を24,000円以上保有していれば、毎月Pontaポイントをもらうことができます。
もらえるポイントは、前月の投資信託月間平均保有額に応じた年率分で変わります(下図)。
なお投資信託購入時の手数料は無料で、約1,400銘柄のファンドから選ぶことができます。
メリット4. プチ株なら1株から購入可能でPontaポイントも使える
プチ株とは単元未満株のことで、1株から売買できます。
24時間注文可能で、手数料は約定代金の0.55%になります。
通常、株は100株からの売買となり、多額の資金が必要になりますが、プチ株であれば少額の資金で取引が可能です。
また2021年11月8日よりプチ株ポイント投資サービスが開始され、Pontaポイントでプチ株を購入できるようになりました。
メリット5. 高性能な取引ツールが豊富にある
auカブコム証券は、高性能な取引ツールが豊富にあります。
パソコン上で株価情報やニュース等を配信する投資情報ツール「kabuステーション」では、リアルタイム株価予測で、寄付前の全ての注文情報から「予想価格」を算出することができます。
その他、200を超える詳細な条件設定が可能な高機能スクリーニングツール「カブナビ」や、最大180銘柄の株価を一覧表示できる「カブボード」など、高性能な取引ツールが豊富にあります。
auカブコム証券のデメリット3選
- 外国株の取り扱いが少ない
- 100万円超の現物取引の手数料が高い
- リアルタイム入金対象の銀行が少ない
デメリット1. 外国株の取り扱いが少ない
2022年1月24日より米国株式サービスの提供開始されました。
しかし現在取引できるのは、auカブコム証券が厳選した200銘柄とETF162銘柄の合計362銘柄のみです。
今後順次拡大予定とのことですが、5000銘柄以上取引できるSBI証券と比較するとかなり少ないです。
デメリット2. 100万円超の現物取引の手数料が高い
auカブコム証券は、1注文の取引金額が100万円以上になると手数料がやや割高になります。
例えば120万円の取引の場合、楽天証券やSBI証券の手数料が640円に対し、
auカブコム証券は、100万円超の手数料は約定金額×0.099%+99円のため手数料は、
1,287円と約2倍かかってしまいます 。
デメリット3.リアルタイム入金対象の銀行が少ない
リアルタイムでauカブコム証券口座に入金できる対象銀行は、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、auじぶん銀行、みずほ銀行の4行のみです。
楽天証券は13行、SBI証券は27行に対応しているため、auカブコム証券はかなり少ないです。
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