auじぶん銀行は、KDDIと三菱UFJ銀行が2008年に設立したネット銀行です。今回の記事では、2022年4月以降のauじぶん銀行メリット・デメリットについて、楽天銀行・PayPay銀行と比較しながらご紹介いたします。
2021年12月13日、顧客優遇制度「じぶんプラス」を2022年4月1日に改定すると発表し、 楽天銀行・PayPay銀行と比較してメリットが大きくなりました!
auじぶん銀行のメリット5選
- コンビニATMからの出金にカードがいらない
- 他行振込手数料が安く、三菱UFJ銀行との間は無料
- ステージに応じてATM入出金・振込手数料が無料
- 取引に応じたPontaポイントが貯まる
- auまとめて金利優遇で 円普通預金金利最大年0.2%
メリット1. コンビニATMからの出金にカードがいらない
auじぶん銀行には、スマホATMというサービスがあり、auじぶん銀行アプリからキャッシュカードなしで、現金を引き出すことができます。
スマートフォン1つでATMの利用ができるため、キャッシュカードの紛失や盗み見のリスクが下がります。スマホATMに対応しているのは、ローソン銀行とセブン銀行です。
PayPay銀行も同様にスマホATMのサービスがありますが、楽天銀行は、対応していません。
メリット2. 他行振込手数料が安く、三菱UFJ銀行との間は無料
auじぶん銀行の他行振込手数料は、一律99円です。
楽天銀行やPayPay銀行の振込手数料が145円なので、auじぶん銀行の方が安いです。
またauじぶん銀行と三菱UFJ銀行との間は、振込手数料が何度でも無料なので、三菱UFJ銀行を利用している方には、おおすめです。
メリット3. ステージに応じてATM入出金・振込手数料が無料
auじぶん銀行が利用できるATMは、セブン銀行、ローソン銀行、イーネット、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行になります。
通常の入出金には、ゆうちょ銀行以外は110円、ゆうちょ銀行は220円の手数料がかかります。
しかし、auじぶん銀行には、じぶんプラスというサービスがあり、口座残高や利用状況に応じたステージによって、ATM利用手数料、振込手数料の無料特典を受けられるサービスがあります。
2022年4月以降は、レギュラー/シルバー/ゴールド/プレミアムの4段階のステージになります。
レギュラーは、月2回ずつ入出金手数料が無料で、auじぶん銀行間、三菱UFJ銀行への振込は何度でも無料、他行振込手数料も月3回まで無料です。
シルバーは、入金手数料が何度でも無料で、出金手数料・他行振込手数料は月5回まで無料です。
ゴールドは、 出金手数料・他行振込手数料は月10回ずつ、プレミアムなら、それぞれ月15回まで無料になります。
ステージは、条件をクリアして獲得できるスタンプ数か銀行残高に応じて決まります。
スタンプ数の場合は、2個以上でシルバー、4個以上でゴールド、5個以上でプレミアムになります。
銀行残高の場合は、100万円以上でゴールド、1000万円以上でプレミアムになります。
スタンプは、条件を満たせばカテゴリごとに1つもらえます。
例えば、給与・賞与の受取をauじぶん銀行にすれば スタンプが1つもらえます。
auPAY残高へのチャージとスマホ決済の利用は、同じキャッシュレス決済のカテゴリなので、2つ満たしてももらえるスタンプは1つです。
メリット4. 取引に応じたPontaポイントが貯まる
毎月の入金や口座振替など各取引に応じてPontaポイントが貯まります。
入金と口座振替は1回以上で一律、キャッシュレス決済は10,000円ごと、積立投資は1,000円ごとに付与されます。
ステージが上がるごとにもらえるポイントも増え、プレミアムの方は月間最大1,680ポイントもらうことができます。
メリット5. auまとめて金利優遇で 円普通預金金利最大年0.2%
auじぶん銀行の普通預金金利は、0.001%とネット銀行の中では低水準ですが、auじぶん銀行にau PAYを連携させることで0.05% (税引前) 上乗せ、またau PAY カードとの連携で0.05% (税引前)上乗せできるようになります。
さらにauカブコム証券で「auじぶん銀行自動引落」の設定をする、auマネーコネクトを設定することで、円普通預金金利が、なんと200倍の年0.2% (税引後年0.15%)になります。
PayPayは0.001%、楽天銀行の証券と銀行をつなげるマネーブリッジの設定でも最大0.1%なので、auじぶん銀行の0.2%は業界最高水準になります。
auじぶん銀行のデメリット3選
- 利用できる提携ATMが少ない
- プレミアムステージの銀行残高条件が厳しい
- auサービスを使っていないとお得が少ない
デメリット1. 利用できる提携ATMが少ない
auじぶん銀行と楽天銀行とPayPay銀行の提携ATMをまとめてみました。
設置台数の多いコンビニATMは、各銀行対応しておりますが、auじぶん銀行は、イオン銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・ステーションATMでは利用できません。
特に設置台数の多いイオン銀行で利用できないのはデメリットになります。
デメリット2. プレミアムステージの銀行残高条件が厳しい
auじぶん銀行と楽天銀行とPayPay銀行の提携ATMをまとめてみました。
auじぶん銀行は、最上位ステージの残高条件が厳しいです。
振込手数料が月15回無料のプレミアムステージ達成には、口座残高1,000万円以上必要になります。
楽天銀行にもハッピープログラムという、口座残高に応じて特典が受けられるサービスがありますが、最上位ステージのスーパーVIPの残高条件は、300万円です。
プレミアムステージを目指すなら残高条件ではなくスタンプを5個以上を目指すのがおすすめです。
デメリット3.auサービスを使っていないとお得が少ない
auじぶん銀行は、auサービスを使っていない方でも使用できるもののキャンペーンなどの恩恵をあまり受けられません。
比較表(auじぶん銀行/楽天銀行/PayPay銀行)
最後に、メリットデメリットのまとめとして比較表を作りましたのでご覧下さい。
YouTubeの解説版はこちら
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